■チョウバエ発生のリスク
日本では60種以上が記録されており、オオチョウバエとホシチョウバエの2種が代表的です。オオチョウバエは体長5mm程度で色はグレー。ホシチョウバエは2mm程で白っぽい。
どちらも夜行性で汚水、下水、排水、汚泥などの有機物の多い水域に生息する。
卵を産んだチョウバエは約2日で孵化をして、4回目の脱皮で蛹になります。4日程の蛹期間を経て孵化⇒その4日程後に雌は産卵を開始します。1匹の雌の産卵数は不明の様ですが、未産卵の雌の卵を解剖すると100~300程を抱えていたそうです。
■駆除方法
幼虫時に薬剤の感受性が低く、効きにくい事や成虫になるとかなり狭い隙間からでも逃げ出す為、幼虫に対して、IGR剤(成長抑制剤)処理(1週間から10日後に再施工を何度か繰り返す事)が効率が良い。
また、チョウバエの死体や鱗片を吸い込む事で喘息の様な発作を起す例もあるので厄介です。
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